(会員からの投稿)パレスチナのガザ地区にはろう学校があります。2008年、ろう学校校長が来日。当研究会会報にも紹介されました。その今が心配です。

投稿者:矢沢国光
 ガザの民間人、特に子供たちへの非人道的な無差別攻撃に心を痛めています。
 ガザ地区には、じつは、ろう学校があります。1992年関係者の懸命の努力が実って、ガザ地区に、「アトファルナろう学校」が設立されました。生徒数は27人でした。2008年、アトファルナろう学校のジェリー・シャワ校長(アメリカ人女性校長)が来日し、わたしも、講演会に出席しました。このとき、アトファルナろう学校の幼児・児童・生徒数は300人近くになっていました。アトファルナろう学校の賞賛すべき活動内容は、ろう難聴教育研究会の会報第18号(2008年4月)に紹介されました[→会報18号の掲載記事]。
 11月に入って、イスラエルの地上軍・戦車がガザ地区に侵入し、病院・学校も連日の空爆で瓦礫の山となっています。ろう学校とは連絡が取れているのか、パレスチナ子どものキャンペーン info@ccp-ngo.jp に問い合わせたところ、11月5日、次のようなメールが矢沢宛に届きました。
「アトファルナろう学校はガザ北部にありますので、職員や先生方は全員ではありませんが、南部に避難しています。そして、限られた空間と時間、物資不足の中で、障がい者の世帯に物資配布をするなど、必死に活動を続けています。子どもたちやその家族となりますと、残念ながらすべての方の安否がわかる状態にはなく、私たちも大変心配しております。」
★パレスチナ子どものキャンペーン https://ccp-ngo.jp/project/gaza/ また、ガザの情報は、YouTubeで毎日、見ることができます。 https://www.youtube.com/@CCPNGOJapan/